2015-06-02 出かけるとき 著者別/はのん 帰りのことを考えると憂鬱になる。ひとり夜道をコンビニへ歩く。街を照らす蛍光灯の明かりと雲間のあいだを縫うようにうっすらと星が出ていた。こんな夜は夜汽車に乗ってそのまま遠くの星に消えたくなるものだ。